- 2009年7月18日〜19日 北海道大学対東北大学:庭球定期戦(男子79回、女子41回) 川内コート(仙台)
- 仙台の東北大学川内コートで7月18日・19日の2日間にわたり、伝統の北海道大学との対抗戦が行われた。今回の会場は従来の片平コートから川内コート(4面)に移って初めての大会である。コートは金網に囲まれており、我々は金網越しの応援になる。気象庁から梅雨明け宣言が発表されたにも拘わらず雨が降ったり止んだりで気をもませる天気だ。「萩庭会五十周年記念大会」をこの日に合わせて開催したので大勢のOB・OGが応援に駆け付けた。昨年は男子が東北大、女子は北大が優勝したのでお互いに連勝及び雪辱を目指して試合に臨んだ。
- 初日、男子はダブルス3試合が同時に入り、女子はダブルスNo.2が入る。今年も男子のダブルスはNo.1とNo.2が安定したプレーをしストレート勝ちで早々と2勝を挙げた。しかしNo.3は昨年同様もつれた。ファイナルセットも5-5になったが、ベテランの北大ペアが若手の東北大ペアを振り切った。女子のNo.2は第2セットにチャンスはあったが相手を崩すに至らなかった。
- 男子はダブルスNo.1が早く終わったため、シングルスのNo.1が早々と2番手に登場する。No.2も続いて入り上位選手が先に入るという不思議な現象が起きてしまった。1番手で入ったNo.5は接戦ながら第1セット、第2セットを失ったが第3セットを取り返した。No.1は相手の気迫あふれるストロークに押され第1セットを失った。第2セットに入り戦法を変えてセットオールに持ち込む。No.2は安定したプレーで着々とポイントを稼ぎ第1セット、第2セットを連取する。女子ダブルスはNo.1が入る。第1セットを4-6で落とした。第2セットは大接戦になり8-8と決着がつかない。ここで降雨中断となり、翌日に持ち越しとなった。
- 2日目は開始時間を早めて試合が始まった。女子ダブルスNo.1は第2セットを10-8で取りファイナルに持ち込んだ。ファイナルは一進一退だったが4-6で落とした。男子シングルスNo.2は第3セットを取り、ストレート勝ちを納める。No.5は第4セットの5-5まで追い上げたが及ばなかった。No.1は苦労しながら第3、第4セットを連取し勝利した。この時点で通算4勝2敗となり勝利に王手をかけた。男子は残り3試合が入る。No.6は出入りの激しい試合になったがやや劣勢とみられた。勝負はNo.3とNo.4にかかった。先に入ったNo.3がファイナルセットにもつれこんでいる間にNo.4がストレート勝ちを納め、男子は東北大の4連覇が決まった。No.3も苦労しながらも勝利を呼び込み6対3で男子の試合は終了した。
- 女子はシングルスをひとつも落とせない状況でNo.3とNo.2が入る。No.3は第1セットを落とし、女子の敗戦は目前に思われた。しかし第2セットに入り俄然様子が変わった。気迫で第2セットを取りファイナルセットに持ち込んだ。その間にNo.2が安定したストロークでストレート勝ちを納めた。後から入ったNo.1も第1セットを6-1で取り、この時点で奇跡の逆転勝ちの可能性が見えてきた。しかし、No.3がファイナルセット4-6で惜しくも敗れ女子の敗北が決まった。勝利が確定した北大のNo.1はプレーが伸びやかになり東北大は逆転負けする。女子は1-4で悔しい2連敗となった。
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男子 |
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女子 |
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東北大 |
6-3 |
北大 |
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東北大 |
1-4 |
北大 |
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D1 |
○ |
佐藤 裕 4
我妻 佑宇 3 |
6-2
6-1
6-2 |
石田 和也 4
東 亮佑 4 |
× |
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D1 |
× |
小原 ゆみ 3
川村 真紀 3 |
4-6
10-8
4-6 |
安藤恵理子 4
小川 美雪 4 |
○ |
D2 |
○ |
田中 敦之 4
遠藤 武蔵 4 |
6-2
7-5
6-1 |
和泉 公太 3
小橋 洋太 3 |
× |
|
D2 |
× |
黒田千砂子 4
橋間 裕子 3 |
2-6
4-6 |
内田有吏子 3
松橋あり紗 3 |
○ |
D3 |
× |
木村健士郎 3
中筋 孝臣 2 |
6-2
1-6
6-2
4-6
5-7 |
野呂 隆昌 4
石原 暢 4 |
○ |
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S1 |
○ |
我妻 佑宇 3 |
5-7
6-3
8-6
6-4 |
東 亮佑 4 |
× |
|
S1 |
× |
川村 真紀 3 |
6-1
4-6
2-6 |
安藤恵理子 4 |
○ |
S2 |
○ |
田中 敦之 4 |
6-1
6-4
6-2 |
和泉 公太 3 |
× |
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S2 |
○ |
小原 ゆみ 3 |
6-4
6-0 |
内田有吏子 3 |
× |
S3 |
○ |
佐藤 裕 4 |
6-4
6-4
3-6
4-6
6-1 |
石原 暢 4 |
× |
|
S3 |
× |
池内 雅子 3 |
3-6
7-5
4-6 |
松橋あり紗 3 |
○ |
S4 |
○ |
中筋 孝臣 2 |
6-1
6-4
6-2 |
加藤 聖 4 |
× |
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S5 |
× |
前田 悠希 3 |
4-6
5-7
7-5
5-7 |
中西 一洋 4 |
○ |
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S6 |
× |
木村健士郎 3 |
0-6
6-8
6-0
3-6 |
森 潤士郎 1 |
○ |
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- 雨模様の中、初日の試合が行われた。今年からオムニコートに改修された川内コートに場所を移しての開催となった。「萩庭会五十周年記念大会」を同日開催としたため多くの先輩方がコートに集まられた。初めての場所とあってコートにたどり着くまで道に迷われた方が何人かおられたようだ。9時試合開始で宮澤庭球部長や東北支部の千田幹事長が既にコートサイドで応援していた。私達東京組(太田、小山、石川、滝口)は9時半に到着する。コートが4面あるため男子ダブルスは3試合すべてが同時に入った。残りの1面に女子ダブルスNo.2が入る。コートが横一列に並んでいれば横移動だけで済むが、2×2の配置のため向こうのコートを応援するためには反対側に回らなければならず忙しい。
- No.1の佐藤・我妻組は息が合い試合運びにもバリエーションがある。強敵の石田・東組であったが相手に十分なプレーをさせずポイントを重ねる。これほどの差があるとは思えないが角度のついたボレーが効果的でストレート勝ちを納めた。No.2の田中・遠藤組は田中が要となり遠藤が伸び伸びプレーし簡単に第1セットを取った。第2セットに入り相手方の和泉・小橋組が意地をみせ、互角の打ちあいで5-5になる。昨年は5時間を越える熱戦の末敗れている田中・遠藤組にとって大事なセットになる。よく我慢してこのセットを7-5で取った。第3セットに入り息を吹き返した遠藤に伸びやかなプレーが戻った。最後、遠藤のサービスでダブルマッチポイントを握ったがこれを逃しジュースに持ち込まれる。昨年の悪夢が頭をよぎったのかもしれない。しかし今年はすぐに気を取り直し再びマッチポイントを握り、最後は田中のバックハンドボレーで勝利を手にした。2年がかりの勝利だった。
- このころには大勢の先輩が集まった。91歳の川西さんをはじめ阿部さん、大場さん、片平さん、嶋田さん、藤井さん、白石さん、水野さん、山本さん、飯野さん、樋渡さん等のベテランをはじめ高橋久さん、里見さん、中尾さん、本田さん、神山さん、青木さん、二瓶さん、川浪さん、松原さん、石川克さん、熊野さん、杉本さんの顔が見える。最近卒業した若手先輩(柳沢さん、藤井さん、石永さん、小岩さん、井戸端さん、鈴木さん、高崎さん、島田さん、目時さん、仙石さん、野村さん、水戸さん、熊谷さん、樋口小夜子さん、樋口愛さん、酒井さん等)も沢山応援に来ていた。
- ダブルスNo.3は若手の東北大とベテランの北大の対決であった。東北大のスーパー新人(2年)の中筋選手は体力を活かした強烈なストロークが武器である。ペアの木村選手は小柄ながら鋭いバックハンドが武器である。第1セットは若さとパワーで北大を6-1と圧倒する。第2セットに入り、ぴったりネットに詰める北大ペアのボレーを力で押し切ろうとしてミスが増え逆に1-6で落とした。第3セットは再び東北大のストロークが炸裂し相手のボレーミスを誘い6-2とセットを奪い返した。第4セットを4-6で落としファイナルセットにもつれ込んだ。北大ペアの絶妙なドロップボレーが苦しい場面で決まり、パワーで押し切ろうとする東北大の攻撃をかわした。5-5での木村選手の絶好のボレーが僅かアウトになり勝利の女神は北大にほほ笑んだ。
- 女子ダブルスNo.2の黒田・橋間組は七大学対抗戦と同じ対戦になった。第1セットは雰囲気にのまれ力を発揮できなかったが第2セットに入り橋間がよく拾い、黒田がネットで決めるパターンが功を奏し4-3とリードした。その後、絶好のチャンスが気負いとなりボレー、スマッシュのミスが連続し、最後は3年連続出場の内田選手の経験の前に惜しい試合を落とした。
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- 男子シングルスはまずNo.5の前田選手が入る。続いてすぐにNo.1の我妻選手とNo.2の田中選手が入る。ダブルスNo.3が長引いたこともあるが、盛り上がりを考えるとせめてNo.1だけでももう少し後に登場して欲しいと感じたのは応援者の贅沢だろうか。No.5の前田選手は強烈なエースショットは持たないがよく走り相手コートに深く返す。相手は昨年の大会で田中選手に0-6、0-6、0-6の完敗を喫した中西選手である。その結果に落ち込むことなく1年間精進した姿がそこに見られた。お互いに譲らないストローク合戦となったが前田の頑張りも4-6、5-7と一歩及ばない。後から入ったNo.2の田中は攻守にバランスが取れ、実力者の和泉選手でも打ち崩すことができない。去年から続いた0行進は途絶えたが6-1で第1セットを取った。第2セットに入り和泉選手がリズムを取り戻し田中にもミスが出始めた。ミスが出るとすぐに修正できるのが今の田中の強みである。大事な場面ではスライスを効果的に使い第2セットを6-4で取る。
- No.1の我妻選手は七大学対抗戦の前から傷めている手首が完治せず、フォアハンドストロークに伸びがない。一方の東選手は絶好調で切れの良いストロークが我妻のフォアあるいはバックを容赦なく攻める。我妻はよく我慢し防戦したが5-7で第1セットを落とした。ここからが我妻の非凡なところで相手のトップスピンを封じるためスライスで浅くて滑るボールに切り替えた。このボールをトップスピンで強打することは難しいようだ。相手が打てないとみると素早くネットに出たりコースを変えて相手を揺さぶった。これが見事に功を奏して第2セットを取り返した。第3セットも同じ戦略で5-2とリードした。
- 女子ダブルスNo.1の川村・小原組も七大学対抗戦の時と同じ対戦になった。七大学の時は相手のポーチ(特に小川さんの)に攪乱され、力を発揮できなかった。それからわずか2週間ながら東北大ペアは戦法を変え、自分たちも積極的にポーチに出たり、相手の前衛をロブで牽制するなどの努力の跡が見られた。北大の動きを封じ互角の試合内容になる。第1セットは惜しくも4-6で落とした。第2セットは接戦になり一歩も譲らず8-8になった。途中から雨が強くなり3時前に中断となった。
- 二日目も雨模様だった。予定より30分繰り上げて試合が始まった。第2セット8-8で中断となった女子ダブルスNo.1に注目が集まった。開始早々、東北大が2ゲーム連取し第2セットを取りファイナルセットに期待を残した。
- 男子シングルスNo.2の田中が相変わらず安定したプレーで第3セットを6-2で取りストレート勝ちをする。No.5の前田選手は第4セットに入り1-2、2-3と絶えず一歩リードされ苦しいテニスになる。お互いに打てない状態が続いた。前田選手はなんとかリードしようと意を決してネットに詰めるがローボレーを打つ癖がある。折角のチャンスをアウトするケースが何度か見受けられた。結局5-7で惜しい試合を落とした。中西選手にとっては去年の悔しさを晴らした嬉しい一瞬だったことであろう。
- No.1の我妻は昨日のスライス戦法がサーフェースが湿っていた昨日と違い今日は東選手に通用しなくなった。前日の5-2から追い上げられ6-6になった。苦しい状況から死力をふり絞り8-6で大切な第3セットを取った。第4セットもトップスピンとスライスを織り交ぜながら攻撃をしかけ、相手の攻撃は素晴らしいアンティシペーションと素早いフットワークでしのいだ。我慢に我慢をしついに6-4で勝利を納めた。おそらく手首は悲鳴を上げ続けていたことと思われる。これで4勝2敗となり勝利まであと1勝となった。
- No.3の佐藤主将、No.4の中筋選手、No.6の木村選手が入った。木村選手の相手は北大の大型新人の森選手である。アメリカのハイスクール出身とあってパワーがある。特にファーストサービスの威力は凄い。木村が必死で食い下がるが歯がたたず0-6で簡単に第1セットを失った。第2セットに入りスピードに慣れてきた木村が足で拾いまくり、チャンスには得意のバックハンドを炸裂させる。一時は5-4でリードしたがここぞのサービスエースで逆転され6-8で第2セットも落とした。第3セットは森選手がくずれ木村のショットが小気味よく決まり今度は6-0で簡単にセットを取った。第4セットに期待が集まった。しかし、木村にも気負いがあり我慢より強打に走りミスが増えてしまった。体力の差をよくカバーしたが3-6で万事休した。勝利の行方はNo.3の佐藤選手とNo.4の中筋選手に委ねられた。No.3の佐藤は主将の責任の重さからか第1セットも第2セットもリードしているのに顔色が冴えない。2セットアップの後、石原選手のミスがなくなり逆に佐藤のイライラ感が見られるようになった。第3セットを落とし第4セットに入った。佐藤選手で勝利が決まると思ったがどうやら長引きそうな気配になった。
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- No.4の中筋が好調である。得意のパワフルショットが全開でだった。厳しいボールはスライスで対応し安定している。第1セットを6-1で取った。楽勝とみるとプレーが粗くなる可能性があり少し心配したが今日の中筋は違った。時々、チャンスボールを腕力で決めようとしてミスをするが、そのあとすぐに引き締めていた。第2セットを6-4で取ると勢いは止まらない。応援団を引き込んで盛り上げている。今日の中筋から笑顔が絶えることはなかった。第3セットを6-2で取りウインニング試合となった。
- 第4セットも落としファイナルに入った佐藤は東北大の勝利を確認し最後6-1で有終の美を飾った。2年生から出場していた石原選手にとって今年が最後の年となったが最後まで堂々と戦ったことに胸を張ってもらいたい。これで男子は4連勝となった。
- 一方、女子はダブルスNo.1はファイナルセットも川村の深いストロークと小原の思い切ったネットプレーがうまくかみ合い北大ペアに一歩も譲らない。しかし最後は経験豊富な北大ペアに軍配が上がった。ダブルス0-2で大勢は決した(かと思った)。
- シングルスNo.3の池内が北大の松橋選手の強打によく粘ったが第1セットを3-6で落とした。しかし第2セットに入り池内の気迫が松橋選手を上回り始めた。1球ごとに「絶対取れる」「挽回できる」とつぶやいているのが聞こえる。ついに第2セットを7-5で取りファイナルセットに持ち込んだ。
- その間に後から入ったNo.2の小原が丁寧なテニスで内田選手の打ち気をそらす。スーパーショットはないが相手を少しずつ追い込むテニスが持ち味である。去年のデビュー戦でも応援している私達を驚かせた”度胸”もある。第1セットを6-4で取る。第2セットは内田選手の焦りもあり、ミスをしない小原が6-0と完勝する。
- No.1の川村が入り、落ち着いたプレーと懸命のフットワークで安藤選手のミスを誘った。安藤選手の力を出させず6-1で取った。第2セットも2-0とリードしシングルスでの逆転勝利の可能性が出てきた。しかしここでNo.3の池内が力及ばず4-6でファイナルセットを落とし北大の2連覇が決まった。
- 男子の全試合も終わり全応援団が女子のNo.1の試合に集まった。静かに淡々と試合進める川村にとって大勢の応援団は頭を混乱させる以外の何物でもなかった。今まで丁寧なテニスでミスはほとんどなかったのに、簡単なミスが出始めた。これが悪循環となって過剰修正をしたりラケットが振り切れなくなったりで軽いパニック状態になった。逆に安藤選手は応援が増えると燃えるタイプで元気が戻ってきた。第2セットは4-6と逆転された。ファイナルセットは北大の安藤選手の勢いが止まらず一気に6-2で有終の美を飾った。
- 試合終了後は男女別に閉会式が行われお互いにエールを交換した。その後、全体の閉会式が行われ、萩庭会小山会長から男子は東北大佐藤主将、女子は北大の安藤主将に優勝杯が手渡された。最後に審判長の萩庭会東北支部千田幹事長から試合の総評があり閉会となった。(滝口記)
- 7月20日(月):楡庭会・萩庭会OB・OG親睦テニス会
- 現役の対抗戦で集まった両校のOB・OGによる親睦テニスが昨日まで熱戦が繰り広げられていた川内コートで行われた。お楽しみのテニスになる予定だったが、昨日の試合終了後の両校有志(ただの呑んべい?)による懇親会の席上、誰からともなく「男子は東北大、女子は北大が勝ち1勝1敗なのでぜひ明日の試合で決着をつけよう。」ということになった。試合を漫然と行ってもつまらないので7ポイントの対抗戦を行うこととした。メンバーは楡庭会メンバーに合わせ50歳代、60歳代から選手を選出することとなった。審判長は藤井大先輩が引き受けて下さった。審判長から「フットフォルトに気をつけること」「サーブを行う直前に大きな声でカウントをコールすること」の指示があった。会の名前は勝った方の名前を先につけることとしその都度名称が変わるということになった。
- 昨日までとは打って変わって陽射しの強い晴天となった。両校の若手OB・OGが先に来て既に試合を行っていた。私達は9時からテニスができるよう準備をする。10時から正式に始めようと思っていたが、皆さんの集まりがよく9時半に開会式を行った。コートは4面確保できたので1面は若手に使ってもらい1面を対抗戦に当てた。残り2面で親睦試合を行った。
- 後列:熊谷、酒井、近藤、野村
- 前列:水戸、桑野、入山、柳澤
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親睦戦 |
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親睦戦 |
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対抗戦 |
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× |
近藤 |
1-6 |
野村 |
○ |
|
○ |
飯野
中尾 |
6-1 |
水野
安田 |
× |
|
|
|
楡庭会 |
2-5 |
萩庭会 |
|
○ |
入山
水戸 |
7-5 |
柳沢
桑野 |
× |
|
△ |
嶋田
宮澤 |
5-5 |
山本
岩月 |
△ |
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No.1 |
× |
安川
高邑 |
2-6 |
小山
石川 |
○ |
× |
熊谷
近藤 |
2-6 |
酒井
桑野 |
○ |
|
○ |
本田
中尾 |
6-0 |
藤井
水野 |
× |
|
No.2 |
× |
岡
安達 |
3-6 |
太田
松原 |
○ |
× |
入山
柳沢 |
2-6 |
水戸
野村 |
○ |
|
× |
嶋田
水野 |
1-6 |
藤井
中尾 |
○ |
|
No.3 |
× |
高邑
吉見 |
2-6 |
本田
宮澤 |
○ |
○ |
熊谷
岩月 |
6-3 |
本田
本田 |
× |
|
○ |
飯野
小山 |
6-1 |
千田
青木 |
× |
|
No.4 |
× |
安川
吉見 |
0-6 |
松原
石川 |
○ |
× |
入山
桑野 |
4-6 |
野村
水戸 |
○ |
|
× |
安田
太田 |
1-6 |
岩月
安達 |
○ |
|
No.5 |
○ |
安達
高邑 |
6-2 |
本田
太田 |
× |
○ |
山本
飯野 |
6-5 |
水野
中尾 |
× |
|
× |
藤井
滝口 |
0-6 |
本田
本田 |
○ |
|
No.6 |
○ |
岡
吉見 |
6-4 |
青木
小山 |
× |
× |
藤井
太田 |
4-6 |
安田
宮澤 |
○ |
|
○ |
山本
岡 |
6-2 |
嶋田
青木 |
× |
|
No.7 |
× |
安川
安達 |
3-6 |
千田
滝口 |
○ |
× |
本田
本田 |
0-6 |
岩月
松原 |
○ |
|
|
|
|
|
|
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- 対抗戦は今回は萩庭会の勝利となった。萩庭会は一人2試合平均に対し楡庭会は3試合平均であり、猛暑の中で萩庭会に有利に作用したようだ。何より石川さんに笑顔がよみがえったことは『たかやんの応援団(前述)』にも記載されている通り、高邑さんからの応援歌であったようだ。次回の対抗戦の名称は『萩楡会対抗戦』となる。親睦テニスはベテラン部門と若手部門に別れてしまった。若手が早目に上がったためお互いが交流する機会がなかったのは残念だった。次回は是非ベテランと若手の交流を図りたい。暑さの中、全員が充分に汗をかくことができ楽しい一日であった。(滝口記)
- 後列:岩月、本田夫人、石川、水野、松原、吉見、岡、宮澤、青木、千田、安田、太田、高邑
- 前列:安達、嶋田、藤井、安川、小山、本田、山本、飯野