七大学OB・OG戦レギュラー大会(57歳以上):2019年04月20日(土)
大磯プリンスホテルテニスコートで七大学OB・OG戦レギュラー大会が開催されました。
試合は5ダブルス対抗の変則リーグ戦(前年度実績により対戦校の4校が決まる)で、今年の幹事校は東京大学でした。
東北大は、初参加の米原さんをはじめ、盛岡から小田さん、会津若松から室井さん、日立から二瓶さんが駆けつけ、総勢14名の参加でした。大会冒頭、石川会長から「シニア大会の準優勝という結果に負けない成果をあげよう」という挨拶があり、優勝を目指して試合に臨みました。
【第1ラウンド】対大阪大学
前年優勝校の大阪大学が初戦の相手で、お互いに優勝を目指した試合になりました。
No.1 二瓶・小山 6-2 樋口・堀井
No.2 石川・熊野 3-6 淵田・山口
No.3 西谷・室井 6-3 塩見・安福
No.4 赤羽・米原 6-5 長澤・黒田
No.5 小田・ 菅 6-2 山崎・葛野
No1の二瓶・小山組は息のあったコンビネーションで快勝し、No3西谷・室井組も全日本ベテラントップランカーの塩見さんのペアに見事勝利し、東北大の勝利に王手をかけました。No2の石川・熊野組は相手の老獪なプレーに屈したものの、若手対決となったNo5を小田・菅組が制し東北大は強敵阪大から勝利を得ました。残るNo4の赤羽・米原組も初出場の米原のボレーが冴え強敵の長澤・黒田組に6-5で勝利しました。優勝候補の阪大を相手に4-1の快勝でした。
【第2ラウンド】対名古屋大学
第2戦は過去に何度も苦杯を喫した強敵の名古屋大学で、優勝する為には負けられない試合でした。
No.1 二瓶・小山 6-3 太田・武笠
No.2 西谷・室井 6-1 塚本・松本
No.3 赤羽・米原 1-6 北川・加藤
No.4 安藤・ 星 2-6 高杉・山田
No.5 小田・ 菅 6-2 花島・ 辻
第1ラウンドに続いて好調のNo1二瓶・小山組がしぶとい相手を振り切り、No2で出場した西谷・室井組も快勝して勝利に王手をかけました。No2の赤羽・米原組は初戦の疲れが出たのか今ひとつ調子が上がらず一方的に押し切られてしまいました。No4の安藤・星組は実績のある相手の前にパワー負けしてしまいました。勝負のかかったNo5小田・菅組はプレッシャーの中、軽快なプレーで勝利をあげ名大に3対2で勝利しました。これで阪大、名大という難敵を相手に2連勝となり優勝も見えてきました。
【第3ラウンド】対東京大学
今年の幹事校の東大が第3ラウンドの相手でした。東大は幹事校としてメンバーを揃えてきており、
厳しい試合となることが予想されました。
No.1 二瓶・小山 6-1 角田・箱田
No.2 渡辺・鈴木 0-6 岡橋・石木
No.3 西谷・室井 6-0 平松・大谷
No.4 赤羽・米原 1-6 神澤・藤本
No.5 小田・ 菅 2-6 守本・谷口
No1の二瓶・小山組は女性の入った相手ぺアを丁寧なテニスで圧倒しこの日3連勝となりました。No2渡辺・鈴木組は往年の名選手石木さんのプレーに圧倒され良いところを出せず残念な敗戦となりました。No3西谷・室井組は途中室井が利き腕の左肩を痛めるアクシデントがあったものの着実なゲーム運びで勝利しました。No4赤羽・米原は東京オープン優勝の神澤さんの迫力あるテニスに屈しました。またもや勝負のかかったNo5の小田・菅組はボールの勢いでは圧倒するものの変則的な相手の動きに惑わされ残念ながら勝利をあげることはできませんでした。東北大学は通算2勝1敗で最終の第4ラウンドに臨むことになりました。
【第4ラウンド】対北海道大学
最終戦は宿敵の北大でした。この時点で全勝チームはなくなって優勝の可能性が残っており、優勝の為には何としても勝たなければならない試合でした。
No.1 小山・石川 6-2 安達・近藤
No.2 熊野・安藤 3-6 長友・松原
No.3 西谷・室井 6-1 高屋敷・奈良
No.4 赤羽・米原 6-3 川西・大野
No.5 小田・ 菅 4-6 米原・太田
No1は新旧の萩庭会会長の小山・石川組が素晴らしいコンビネーションで快勝しました。No2の熊野・安藤組はプロテニスコーチの松原さんを相手に3-4まで食い下がりましたがそのあと押し切られてしまいました。No3、No4はハンディ戦となり東北大にとっては苦しい戦いでしたが、西谷・室井組、赤羽・米原組共に慎重なゲーム運びで勝利し、チームとしての勝利を決めました。残るNo5の小田・菅組は4-4と競り合いになりましたが最後は連戦の疲れが出て相手の勢いに押されてしまい勝利を得ることはできませんでした。優勝の行方は他校の結果次第となり、第5ラウンドの結果を待つことになりました。
【総評】
第5ラウンドで東大が北大に敗れて2勝2敗となり、東北大に敗れたあと連勝した阪大と東北大が同じ3勝1敗となってセット数で順位が決まるという状況になりました。最終戦で阪大が名大に4-1で勝った為、わずか1セットの差で東北大は準優勝となりました。優勝校の阪大に4-1と勝利していただけに残念な結果でしたが、東北大の実力を見せつけた大会でもありました。
「シニア大会の準優勝という結果に負けない成果をあげよう」という石川会長の挨拶に参加者一同鼓舞され、最後まで全力を尽くし準優勝という素晴らしい結果を得ることができました。
練習会に参加してくれた宇部さん、渡辺賢一さんはじめ声援を送ってくれた皆さんの力添えがあったこともこの好成績に繋がりました。ここにあらためて御礼申し上げます。
(西谷記)