七大学OB・OG戦シニア大会(70歳以上):2019年04月16日(火)
素晴らしい青空に恵まれ杉並区の高井戸ダイヤモンドテニスクラブでシニア大会が開催されました。今年の幹事校は北海道大学でした。試合は5ダブルス対抗の変則リーグ戦(前年度実績により対戦校の4校が決まる)で行われます。
東北大学は参加者10名でしたので全員が4試合全てに出場しなければならず、怪我は許されない状況でした。よく言えば少数精鋭ですが、心細い状況でした。最下位だけは免れようと小山キャプテンと知恵を絞りました。オーダーは片寄・中尾組、二瓶・小山組を中心に組み立てられました。
【第1ラウンド】対北海道大学
宿敵の北海道大学が初戦の相手でお互いに闘志を燃やしての対戦になりました。
No.1 村上・太田 3-6 青戸・斎藤
No.2 岡本・高橋 5-6 西・安川
No.3 片寄・中尾 6-2 福渡・近藤
No.4 結城・滝口 6-4 庵原・安達
No.5 二瓶・小山 6-1 岡・長友
片寄・中尾組、二瓶・小山組は予定通り勝利しました。
No.4の結城・滝口組が15ハンディを生かして勝利し、初戦を3対2で勝ち取りました。
【第2ラウンド】対京都大学
初戦を勝ち取り少し心に余裕ができました。
No.1 村上・太田 6-4 高郷・片山
No.2 岡本・高橋 1-6 西垣・丸川
No.3 片寄・中尾 6-4 中・坂本
No.4 結城・滝口 3-6 吉田・間宮
No.5 二瓶・小山 6-4 河野・川崎
片寄・中尾組、二瓶・小山組の両エースが激戦を制し、村上・太田組の勝利で京都大学を3対2で破りました。
【第3ラウンド】対名古屋大学
ここまで2戦全勝同士の戦いでした。
No.1 片寄・中尾 6-4 芳賀・下川
No.2 岡本・高橋 2-6 寺本・加藤
No.3 村上・太田 6-1 廣谷・寺西
No.4 結城・滝口 2-6 荒木・上野
No.5 二瓶・小山 6-3 船橋・松浦
片寄・中尾組が難敵の芳賀・下川組を破り、第2ラウンドに続いて村上・太田組が勝利し、首尾通りアンカーの二瓶・小山組に勝利のポイントが掛かりました。大接戦となりましたが学生時代にペアを組んでいた二瓶・小山組が4-3の場面で4-4とされそうなピンチに立たされましたが懸命にしのぎ5-3としました。これでなんと東北大学は3戦全勝で最終戦に臨むことになりました。
【第5ラウンド】対九州大学
最終戦は昨年度の優勝校で3戦全勝の九州大学でした。
No.1 岡本・高橋 6-2 村井・荻田
No.2 村上・太田 4-6 水野・高田
No.3 片寄・中尾 6-5 伊藤・中川
No.4 結城・滝口 4-6 森岡・水上
No.5 二瓶・小山 4-6 佐伯・今川
岡本・高橋組が6-2のスコアで快勝しました。残りの4試合は全て4-4と競り合いになり優勝の行方が全く分からない状況でした。村上・太田組と結城・滝口組は惜しくも敗れ、勝敗の行方は片寄・中尾組、二瓶・小山組の両エースに掛かりました。片寄・中尾組が6-5で大接戦を制し、二瓶・小山組に全てが掛かりました。相手は九州大学の若手(シニア大会では)ペアでした。これも大接戦になりましたが最後は勢いに押され残念ながら2対3で敗れ準優勝になりました。
【総評】
東北大学は参加10人だったため4試合全てに全員が出場しなければならず、最後は疲れが生じていましたが準優勝という素晴らしい成果を上げることができました。応援に大先輩の厚母さん、藤井さん、鈴木さん、私達と同世代の水野尚明さん、そして萩庭会幹部の渡辺辰さん西谷さんが駆けつけてくれました。多くの応援の力添えがあったことも好結果に繋がりました。
今回は七大学全チームが全て3勝2敗か2勝3敗という珍しい大接戦でした。私達が対戦した京都大学が結果的に最下位(7位)だったことからも如何に七大学の力が接近しているかが分かりました。(滝口記)