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  • 2017年04月17日(火) 七大学OB・OG戦シニア大会:高井戸ダイヤモンド・テニスクラブ
  •  今年の幹事校は大阪大学でした。「天気が夕方から崩れる」との予報でしたが、予定通りの6ゲーム先取で試合が実施されました。幹事校の判断が素晴らしく、無事全試合を消化できました。東北大学は前年は6位でしたが、今年は各試合でヒーローが変わり、勝った試合は全て3勝2敗、負けた試合も2勝3敗で接戦を潜り抜け見事準優勝の好成績を上げることができました。応援に藤井淳さん、鈴木英夫さん、岡添健介さん、水野尚明さんが駆けつけてくれました。
  • 【試合】
  • 第1ラウンド(大阪大学戦)
  •  初戦は前年度準優勝の大阪大学でした。No.1の村上・岡本組がパワーで圧倒し幸先よく1勝をあげました。No.2の飯野・滝口組は3ゲーム連続でセミアドポイントを落し2-6で敗れました。No.3の中尾・小山組は強敵の柴原・堀井組を破り昨年来の連勝記録を伸ばしました。続くNo.4の片寄・和泉組は4年間負けなしの信頼感抜群のペアです。苦戦しながらも6-5で宮西・樋口組を破り、東北大の勝利をもぎ取りました。No.5の太田・松原組は大接戦の末5-6で敗れました。
  • 第2ラウンド(京都大学戦)
  •  京都大学は織田・鈴木両エースが手強いことは小山情報で分かっていました。No.1の飯野・高橋組が粘り強く戦い接戦を制しました。No.2の岡本・滝口組は西垣・丸川組と対戦しました。お互いに似たようなプレースタイルでした。ここぞのポイントを制した京都大学に軍配が上がりました。No.3の中尾・小山組は安定感抜群で今回も6-3で勝利しました。ここまでで2勝し次の片寄・和泉組で勝利は確実かと思いましたがここで遂に波乱が起きました。七大学OB・OG戦で4年間無敗を誇っていた片寄・和泉組が織田・間宮組に大接戦の末に敗れました。これで2勝2敗となり、No.5の太田・松原対吉田・鈴木戦に全体の勝敗がかかりました。どちらが勝ってもおかしくない大接戦でしたが太田・松原組の無心のプレーが勝利を呼び込みました。
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  • 高橋             飯野                                   片寄              和泉
  • 第3ラウンド:試合なし
  •  片寄さんの体調を気遣って片寄・和泉ペアを分けようと小山さんと相談していましたが、和泉さんの「次の試合も片寄さんと組ませて下さい。」の熱意に打たれペア続行を決めました。
  • 第4ラウンド(名古屋大学戦)
  •  80歳以上に滑川さん、芳賀さんの全日本選手を抱え、更に強力な若手(?)をそろえた名古屋大学は強敵でした。No.1の滑川さんは94歳の高齢ながら衰えをしらない名選手です。しかも年齢差15歳のハンディ(15ポイント+1ゲーム)が加わります。飯野・岡本組は懸命に戦いましたが4-6で惜しくも敗れました。No.2の芳賀さんも全日本選手で84歳とは思えないしっかりしたプレーヤーです。パートナーの寺本さん(女性)も片寄さんのクラブに所属する強豪選手でした。村上・滝口組は相手の隙を見いだせず2-6と完敗でした。No.3の中尾・小山組はますます快調で6-0で山下・廣谷組を破りました。No.4の片寄・和泉組は宣言通り見事に復活し勝利を納めました。これで2勝2敗となり、またもやNo.5の太田・松原組に勝敗がかかりました。相手は荒木・松浦組です。荒木さんは松浦さんのネットプレーを絶対的に信じており、しっかりしたストロークで相手を揺さぶり松浦さんにチャンスを作ります。一方、東北大の太田さんも深いボールを打ち荒木さんに対抗しましたが、ややコースが単調になり松原さんの出番が少なかったようです。
  • 第5ラウンド(北海道大学戦)
  •  宿敵との対戦はお互い手の内を知っているだけに組合せに頭を痛めました。なんと言ってもラッキーだったのは試合巧者の西・宮上組を外したことでした。5試合が同時に入るため試合経過を観察できませんでしたが、No.1が勝ち、No.2を落し1勝1敗となりました。No.3とNo.4は東北大の切り札ペアです。ここで2勝を上げ東北大の勝利が決まりました。最後に残ったNo.5の試合は北大の新鋭である長友さんが岡さんとのコンビよく太田・松原組を圧倒しました。
  • 東北大学 3-2 大阪大学 東北大学 3-2 京都大学
    順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計 順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計
    1 村上・岡本 159 6-1 山本・石浦 162 1 飯野・高橋 156 6-4 高郷・有馬 163
    2 飯野・滝口 154 2-6 梅沢・都筑 156 2 岡本・滝口 153 3-6 西垣・丸川 153
    3 中尾・小山 150 6-1 柴原・堀井 151 3 中尾・小山 150 6-3 片山・坂本 151
    4 片寄・和泉 149 6-5 宮西・樋口 151 4 片寄・和泉 149 5-6 織田・間宮 145
    5 太田・松原 148 5-6 松岡・背野 142 5 太田・松原 148 6-4 吉田・鈴木 143
  • 東北大学 2-3 名古屋大学 東北大学 3-2 北海道大学
    順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計 順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計
    1 飯野・岡本 157 4-6 滑川・隈本 174 1 飯野・岡本 157 6-2 青戸・今野 162
    2 村上・滝口 156 2-6 芳賀・寺本 160 2 高橋・滝口 152 0-6 西・宮上 155
    3 中尾・小山 150 6-0 山下・廣谷 151 3 中尾・小山 150 6-2 石橋・安川 151
    4 片寄・和泉 149 6-2 飯田・高井 144 4 片寄・和泉 149 6-2 庵原・武内 150
    5 太田・松原 148 3-6 荒木・松浦 141 5 太田・松原 148 2-6 岡・長友 144
  • 懇親会:『けやき』
  •  幹事校の大阪大学らしい和やかで明るい懇親会が行われました。乾杯の音頭は名古屋大学の滑川さん(94歳)でした。「ようやく東北大学の川西さんの記録に追いつきました。」は私達にとって嬉しいスピーチでした。優勝は九州大学で4戦全勝と圧勝しました。優勝カップは水野務さんが受け取られました。謙虚な笑みが印象的でした。その後はそれぞれが旧交を温める時間になりました。仙台組は記念撮影の後、新幹線で仙台に戻られました。
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  • 反省会:『あいたか』
  •  反省会というより準優勝なので祝勝会と言った方が合っていました。しかし、偶然とは言え、私たちの隣のテーブル席は優勝した九州大学だったので祝勝会ムードは縮小され懇親会になりました。最近、世田谷テニスに加入された岡添さん(片寄さん・岡本さん・高橋さん・中尾さんと同期)が意気軒昂でもの静かないつものメンバーにハッパをかけていました。まずは準優勝したので楽しい懇親会になりました。(滝口記)
  • 後列:小山、片寄、滝口、太田
  • 中段:藤井、飯野、岡添、和泉
  • 前列:岡本、中尾、高橋、村上
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  • 岡添          片寄         高橋                       岡本               太田    
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  • 小山                 松原                        村上               藤井
  • 優勝:九州大学 準優勝:東北大学 3位:名古屋大学 4位:京都大学 5位:東京大学 6位:北海道大学 7位:大阪大学
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