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2015年10月22日(木) 全国王座テニス対抗戦:有明テニスの森
東北地区を代表して東北大学が全国王座に出場しました。10月21日の抽選会で渡邊主将が引いた一回戦の相手はなんと宿敵の北海道大学でした。 試合当日の10月22日(木)両校のOBが大勢駆けつけました。7月に定期戦が行われ0-9と惨敗しており「リベンジ」のチャンスの到来です。しかし、今年の北大は若手の戦力が充実しており簡単に「リベンジ」とはいかないのが正直なところです。ダブルスのオーダーで出越・加藤ペアを崩し、どちらかで1勝を期待しNo.3の渡邊・高橋が2ポイント目を狙う作戦のようでした。残念ながらNo.1加藤・松田組は北大の最強ペア(井戸垣・小林組)に屈しましたが、No.2出越・片岡組が北大の阿部・三浦組を破り、首尾よく1勝1敗となりました。No.3渡邊・高橋組と北大の村田・柴田組の対戦は両者譲らずファイナルセットにもつれ込みました。最後まで競り合いましたが5-7で落し、ダブルスは1対2となりました。シングルスで4試合勝つのは非常に苦しい状況です。No.6の三浦選手は団体戦デビューの試合と思われます。出だし好調でリードしましたが経験豊富な村田選手に敗れました(善戦でした)。No.4の加藤選手はルーキーの小林選手と対戦しました。 東北大学のポイントゲッターの加藤選手でしたが小林選手の底知れぬパワーに圧倒されました。No.3の片岡選手は4年生の池田選手に健闘しましたが来年に課題を残しました。No.1の出越選手は井戸垣選手と3度目の対戦でした。伸び盛りの井戸垣選手と何度も激しいラリーの応酬がありましたが根負けしました。東北大学の敗戦は決定しましたがNo.5の渡邊選手とNo.2の高橋選手の試合が本日のハイライトになりました。柴田選手と対戦した渡邊選手は第一セットを1-6で簡単に落としやはり駄目かなと思われましたが第二セットに入って奮起し6-2で取り返しました。一方高橋選手は北大の前主将の鈴木選手と対戦し第一セットを6-3で取りましたが鈴木選手も意地で第二セットを6-3で取り返しました。夕やみ迫る中、両試合のファイナルセットが始まり一進一退を繰り返します。両校の応援団は両試合に釘付けになりました。どちらが勝つか最後の最後までもつれました。どちらもタイブレークに入り、私たちは1ポイント毎にあっちに行ったりこっちに来たりと一喜一憂でした。結局、渡邊選手は<5-7>でタイブレークを落しましたが高橋選手は<7-5>で勝利しました。4選手の健闘に両軍から大きな拍手が送られました。(滝口記)
No.1松田・加藤組 No.2片岡・出越組 No.3高橋・渡邊組
出越・山下・片岡 応援風景 閉会式
試合結果は東北大学庭球部ホームページをご覧ください。
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