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  • 2015年04月07日(火) 七大学OB・OG戦シニア大会(67歳以上):高井戸ダイヤモンドテニスクラブ
  •  朝から雨が降ったり止んだりしていました。昨晩からの雨でクレーコートの使用は無理です。幹事校の方々は実施するか中止にするか判断に苦慮され、各大学の幹事を集めての協議が行われました。結論として、オムニコート6面を使って4ゲーム先取で行うことになりました。天気予報が雨を告げていたので、遠路の方には申し訳なかったのですが雨でも集まって頂きました。今回の参加は12名(村上郁夫、片寄文隆、岡本金弥、高橋久彦、本田徹、碓井勝久、滝口隆、太田元夫、松原章、二瓶充雄、小山小次郎、和泉博之:敬称略)です。試合前日、大黒柱の片寄さんが体調を崩されて出場が危ぶまれるとの情報がありました。東北大は第1ラウンドがなく第2ラウンドの東京大学戦が初戦になりました。
  • 第1ラウンド(休み)
  • 第2ラウンド(東京大学戦)
  •  片寄さんは第2ラウンドが始まる頃に到着されました。「第3ラウンドからなら出場可能」とのことでホッとしました。ところで東京大学のNo.1は全日本ベテランで活躍されている猪熊さんと佐伯さんのペアとあって付け入る隙がありませんでした。No.2は1-3と簡単にリードされ敗戦は時間の問題かと思いましたが本田・滝口組の粘りが相手のリズムを崩し4-3と逆転勝利を収めました。No.3はポイントゲッターの碓井・小山組が息の合った柿原・柿原組の固い壁を正確なコントロールで崩し勝利しました。No.4の太田・二瓶組は試合巧者の諏訪・吉川組と対戦し0-3と追い込まれました。ここから太田・二瓶組は開き直り4-3と逆転し応援団を大喜びさせました。No.5の松原・和泉組は絶対エースと思われた和泉さんが滑り出しにミスを重ね、松原さんとのコンビネーションが乱れました。苦戦しながらも最後は力づくで勝利を収めました。結局4対1で東京大学に勝利しました。試合の途中で再び雨が降り始めコートに水が浮き始めました。試合の後、「これからどうするか」の協議が行われました。一旦は中断し「ノーサイド」にする意見に傾きかけましたが、コートキーパーが浮いた水を掃き出してくれているのと、天気予報では雨が上がる方向にあるとのことで「継続」することになりました。
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  • 試合風景
  • 第3ラウンド(九州大学戦)
  •  片寄さんが加わり、東北大学としては盤石の体制となりました。No.1は岡本・高橋の同期のペアで臨みましたが残念ながらリズムをつかめず0-4で敗れました。No.2は本田・太田組です。初戦の逆転で気を良くした同士のペアとあってのびのびとプレーし4-1で勝利しました。No.3は碓井・小山組がまさかの0-4で敗退しました。水野さんと園井さんに完全にコースを読まれていました。No.4は片寄・和泉組が高田・佐伯組と対戦しました。去年のレギュラー大会で全勝したこのペアは今年も健在でした。2人の息がピタリと合い4-1で勝利です。2対2でNo.5(二瓶・松原組)にポイントがかかりました。初戦で逆転勝を収めた2人は落ち着いてプレーし4-0で勝利し3対2で東北大学は2勝目を挙げました。
  • 第4ラウンド(北海道大学戦)
  •  No.1の岡本・滝口組は西・高橋組と対戦しました。高橋さんの手堅いネットプレーと西さんの上手いロブに翻弄され残念ながら1-4で敗れました。No.2の本田・太田組は太田さんの深いクロスストロークと本田さんのソフトなネットプレーが噛み合い4-1で能勢・神谷組に勝利しました。No.3の碓井・小山組は先ほどの敗戦から立ち直り強敵の久本・石橋組を4-1で下しました。No.4の片寄・和泉組の快進撃は止まらず4-1で勝利し、東北大学は3勝目を確定させました。No.5の二瓶・松原組は3-0とリードし勝利は間違いないと思いましたが、東北大学の勝利を聞いて集中力がなくなり3-4と逆転負けを喫しました。
  • 第5ラウンド(大阪大学戦)
  •  この試合に勝てば優勝の可能性があるとあって気合が入りましたが、No.1とNo.2は空回りしてしまいました。0-2で後がなくなりましたが、ここから東北大が誇る最強トリオが追い上げました。No.3の碓井・小山組が4-1、No.4の片寄・和泉組も4-1で勝ち、2対2になりました。No.5は北大戦で逆転負けを喫した二瓶・松原組です。今度も3-0とリードしましたが、北大戦の轍を踏まないように気を緩めずしっかり4-0で勝利し東北大学の4勝目を手に入れました。東北大学の優勝は3戦全勝だった京都大学の結果待ちでした。名古屋大学が4-1で京都大学を破った瞬間、東北大学の初優勝が決まりました。
  • 後列:高橋久彦、和泉博之、二瓶充雄、松原章、碓井勝久、太田元夫、滝口隆
  • 前列:本田徹、村上郁夫、岡本金弥、小山小次郎、片寄文隆
  • 懇親会
  •  初優勝の東北大学に対し他の大学から惜しみない祝福の声を掛けて下さいました。優勝杯を片寄さんが受け取り、小山さんが優勝校を代表しての挨拶を行い、出場者最高齢の村上さんが乾杯の音頭を取り、まさに東北大学デーになりました。
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  • 伊藤さん(九大)  優勝杯を手に:片寄さん                           優勝校挨拶:小山会長                             乾杯の音頭:村上さん
  • 二次会
  •  いつもの『一心』で「二次会」ならぬ「祝勝会」が行われました。今年は反省の弁より勝因をお互いに語り合う楽しい会になりました。途中で北海道大学の方の祝福の乱入がありました。(滝口記)
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  • 戦績表を掲げ喜びのメンバー                           楡庭会の乱入で呉越同舟
  • 東北大学 4-1 東京大学 東北大学 3-2 九州大学
    順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計 順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計
    1 村上・岡本 153 0-4 猪熊・佐伯 154 1 岡本・高橋 149 0-4 伊藤・金森 147
    2 本田・滝口 145 4-3 小倉・永池 152 2 本田・太田 144 4-1 林・水上 143
    3 碓井・小山 143 4-1 柿原・柿原 150 3 碓井・小山 143 0-4 水野・園井 143
    4 太田・二瓶 142 4-3 諏訪・吉川 145 4 片寄・和泉 143 4-1 高田・佐伯 141
    5 松原・和泉 139 4-3 神森・岡橋 139 5 二瓶・松原 142 4-0 豊澤・森岡 140
  • 東北大学 3-2 北海道大学 東北大学 3-2 大阪大学
    順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計 順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計
    1 岡本・滝口 147 1-4 西・高橋 152 1 村上・滝口 150 0-4 都筑・宮西 147
    2 本田・太田 144 4-1 能勢・神谷 151 2 本田・太田 144 1-4 芝原・堀井 145
    3 碓井・小山 143 4-1 久本・石橋 149 3 碓井・小山 143 4-1 辻・松岡 141
    4 片寄・和泉 143 4-1 岩﨑・岡 144 4 片寄・和泉 143 4-1 樋口・桑田 139
    5 二瓶・松原 142 3-4 武内・長友 139 5 二瓶・太田 142 4-0 村瀬・古江 139
  • 順位 優勝:東北大学 準優勝:名古屋大学 3位:京都大学 4位:大阪大学 5位:九州大学 6位:北海道大学 7位:東京大学
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