「航米日録・現代語訳」正式タイトル「仙台藩士 幕末世界一周 玉蟲左太夫外遊録」がやっと8月30日出版と決まりました。実際には、8月28日(土)に「仙台郷土研究会」という会合で私が「左太夫と航米日録」について90分ほど話をすることになっているので、その席で即売出来るよう28日には完成の予定です。
大分じらされましたが、荒蝦夷というところは社長以下4人の弱小出版社ながら真面目なことだけが取り得で、担当の女性編集者がかなり力を入れてくれ、写真、挿絵、イラストなどもかなり豊富に取り入れて「出来栄え」は上々のようです。左太夫と私の似顔絵も所々に登場します。
昨日は表紙裏に入れる「訳者近影」を宮城県庁そばの仙台藩校養賢堂跡で撮影しましたので、その写真とチラシを添付しました。
当然、全国展開などは出来ず、仙台中心の東北が主体になりますが、大手書店のジュンク堂、紀伊国屋、丸善が東京にも置いてくれるようです。特にジュンク堂は9月末ころ仙台店でほぼ同時に「学研」から出版される原康夫という作家(私はどんな人か全く知りませんが)の「幕末もの」とのタイアップで「幕末ブックフェア」を何日間か開くそうで、何だかよく分からないけれども何かが動き出した感じです。定価は2000円(消費税込みで2100円)、初版は1500部程度のようです。
ネット販売は「ビーケーワン(bk1)」という所が扱うそうです。「アマゾン」ではない方のようです。