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  • 2018年07月14日(土)~16日(月) 対北海道大学庭球定期戦(男子第88回・女子50回)
  • 初日(7月14日)

    新装なった北大のハードコートは美しかったです。

    女子は
    去年のメンバーが1人の東北大に対し、北大は去年のメンバーが2人残り

    しかも1年生に強力な選手が加わりました。


    ダブルスNo.2市原・清水は初出場ながら第1セットは食い下がりましたが、相手はベテランの岡本・大洞組です。

    次第に試合を優位に進められ3-6、0-6で敗れました。


    ダブルスNo.1栗田・尾崎の相手は大型新人の畠山と昨年単複で出場している伊藤のペアでした。

    尾崎は昨年1年生ながらダブルスで出場し伊藤組を破っています。

    しかし、今年は畠山の加入で昨年とは勝手が違いました。

    主将代行の栗田も全力で対応しましたが、ネットに立ちはだかる畠山の前に

    0-6、1-6と北大の厚い牙城を崩すことはできませんでした。


    シングルスNo.3清水はベテランで主将の岡本と対戦しました。

    同じ石川県小松高校出身の先輩・後輩の戦いでした。


    経験の差は大きく0-6、1-6で敗れました。


    シングルスNo.2に主将代行の栗田が入りました。栗田は北大戦初出場です。

    相手は昨年単複で出場した伊藤でした。

    伊藤の成長は著しく特にストロークが力強くなっていました。

    第1セットの出だしは相手に打たせてミスを誘い2ゲーム連取で先行しました。

    しかし落ち着きを取り戻した伊藤のミスが減り、栗田が受け身になることが増え4ゲーム連取されました。

    第1セット3-6、第2セットも2-6と善戦むなしく敗れました。


    シングルスNo.1は2年生の尾崎と1年生の畠山のフレッシュ対決でした。

    この1年間の尾崎の成長は目覚ましくストロークに威力が増していました。

    北大の応援席からも「あんなに苦労している畠山を見たことがない。」の声が聞こえました。

    第1セットの前半は尾崎がしっかりしたストロークで押し3-1とリードしました。

    しかし次第に畠山のパワーに押され、尾崎に力みが出てきました。

    4-6、2-6で敗れましたが、これからもこの2人が対抗戦の主役となることでしょう。


    昨年は10年ぶりに5-0で勝利を納めましたが、今年は残念ながら逆に0-5で敗れました。


    栗田主将代行を中心に女子部が一体になっており、今回の戦力からみれば善戦したと思います。

    男子の勝利を陰で支えたのも女子部でした。

    男子はダブルスで大接戦ながら幸先よく3勝しました。

    No.1 三浦・小西 6-4、7-9、3-6、6-2、6-3 大西・西島

    No.2 小橋・寺嶋 6-4、3-6、6-3、6-4 今田・橋本

    No.3 峰・三輪 4-6、7-5、6-4、6-3 野沢・坂野

    これで連敗ストップの可能性が高くなりました。



    ※男子ダブルスについては熊野氏のSTANCE寄稿「北大戦観戦記」で詳細が記述されます。

    シングルスNo.6の三輪は残念ながらストレートで敗れました。(1-6、3-6、5-7)

    次いでNo.5三浦が入りましたが2セットを簡単に落し、雲行きが怪しくなりました。(2-6、3-6、6-3:日没)

    No.4の寺嶋(東北大)-小林(北大)戦は壮絶な試合になりました。(9-7、8-8:日没)


    女子の試合の後にはNo.2の小橋が入りました。(3-6、6-2、6-3:日没)

    二日目(7月15日)

    朝からの雨で試合開始は2時半になりました。

    No.4の寺嶋の第2セット(8-8)行方が勝敗を左右しそうな気配です。

    お互い一歩も譲らず12-12になりました。14-12で第2セットを取り

    ようやく勝利の二文字が見えてきました。第3セットは小林選手の意地で取られましたが


    第4セットはさしもの小林選手も力尽き6-1で勝利しました。

    小橋も第4セットを接戦の末、今田選手を下し東北大の勝利を確定させました。

    三日目(7月16日)

    明け方の雨でスタートは9時半頃になりました。

    No.1の坪和は北大のエース大西選手と対戦しました。

    坪和のハードヒットが大西選手にとって最適スピードだったようで

    一方的な試合展開になりました。(1-6、0-6、2-6)

    No.5の三浦は2セット連取され1セットを奪って1-2からのスタートでした。

    第4セットは三浦が自信を取り戻し6-1で取りファイナルセットに入りました。

    これでひと安心かと思いましたが、再び弱気の虫が動き出し3-5と追い込まれました。


    応援している誰もが主将で4年生の三浦が勝利することを願っていました。

    追い込まれた三浦が声を出し自分を鼓舞し、劣勢を跳ね返し8-6で勝利を納めた瞬間は

    私達OB・OGだけでなく部員全体が歓喜の声を上げました。

    最終試合はNo.3の小西(東北大)ー橋本(北大)になりました。

    安定したストロークの小西の勝利は固いと思われましたが

    橋本選手の力強いバックハンドに手をやき、もつれた試合になりました。

    しかし、要所をよく締め、見事ストレートで勝利を納めました。

    結果はダブルス
    3-0、シングルス4-2、計7-2で東北大が勝利し連敗を3でストップしました。

  • 男子 女子
    東北大 7-2 北大 東北大 0-5 北大
    D1 三浦・小西 〇 6-4、7-9、3-6、6-2、6-3 大西・西島 栗田・尾崎 × 0-6、1-6 伊藤・畠山
    D2 小橋・寺嶋 〇 6-4、3-6、6-3、6-4 橋本・今田 市原・清水 × 3-6、0-6 岡本・大洞
    D3 峰・三輪 〇 4-6、7-5、6-4、6-3 男澤・坂野
    S1 坪和 × 1-6、0-6、2-6 大西 尾崎 × 4-6、2-6 畠山
    S2 小橋 〇 3-6、6-2、6-3、6-4 今田 栗田 × 3-6、2-6 伊藤
    S3 小西 〇 6-4、6-2、7-6 橋本 清水 × 0-6、1-6 岡本
    S4 寺嶋 〇 9-7、14-12、3-6、6-1 小林
    S5 三浦 〇 2-6、3-6,6-3、6-1、8-6 石川
    S6 三輪 × 1-6、3-6、5-7 池内
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