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  • 2016年04月19日(火) 七大学OB・OG戦スーパーシニア大会(72歳以上):高井戸ダイヤモンドテニスクラブ
  •  青空が広がり総務担当の東京大学幹事さん、競技担当の名古屋大学幹事さん達の嬉しそうな表情が印象的でした。 東北大学は参加10名 を割りそうな状況でしたので無理に厚母さんや水野さんに参加をお願いし、ようやく12名になりました。仙台組の飯野さん、岩月さん、中尾さん、本田さんも朝一番の新幹線で仙台駅を発ち、9時開始の開会式に間に合いました。昨年の最下位脱出を目指し試合に臨みましたが対九州大学戦1対4、対大阪大学戦も1対4で敗れてしまい「今年も最下位かなぁ。」と士気が上がりませんでした。次の名古屋大学戦も1対3でNo.5が敗れるとまたも1対4で圧倒的な最下位になりそうな気配でした。No.5の太田・松原組は1-5と後がなくなりました。ここから追上げ5-5になり、最後は奇跡的な勝利をもぎ取りました。この1勝で雰囲気が大いに盛り上がりました。最終戦の京都大学戦も接戦になりましたが3対2で勝利し最下位を脱出しました。今回は鈴木さん、小山さんが応援にかけつけて下さいました。
  • 開会式
  • 第一ラウンド(休み)
  • 第二ラウンド(九州大学戦)
  •  層の厚い九州大学が隙の無いオーダーを組んできました。第一ラウンドがなかった東北大はエンジンがかかるのが遅く、苦戦を強いられました。No.1の村上・高橋組は風にも悩まされリズムをつかめないまま敗れました。No.2の飯野・岩月組も急造ペアとあってリズムをつかむ前に敗れました。No.3の本田・滝口組とNo.4の岡本・中尾組は次第にリズムをつかみ追い上げましたが5-5まで追いつきながら5-6で敗れてしまいました。No.5の太田・松原組が強敵の高田・中川組を6-3で破り気を吐いてくれました。トータルでは1対4で完敗でした。
  • 第三ラウンド(大阪大学戦)
  •  阪大の知将井上さんの組んだオーダーの前にまたも1対4で敗れました。No.1の水野・村上組は世田谷テニスの仲間で息が合っていましたが、相手の山本さん(女性)の粘り強いストロークとチャンスを見逃さない中山さんのコンビネーションを崩すには至りませんでした。No.2の飯野・高橋組は競りながらもゲームが取れず2-6で敗れました。No.3の岡本・中尾組は往年(学生時代)のペアです。次第に信頼関係が強くなってきました。柴原・冷水組を6-4で下し貴重な1勝を上げました。No.4の本田・滝口組は宮西さんのコートカバーと井上さんのうまいプレーの前に1-6と圧倒されました。No.5の太田・松原組は歯車が合わず、よもやの1-6で敗退し、またも1対4で敗れました。
  • 第四ラウンド(名古屋大学戦)
  •  No.1は88歳の厚母さんと83歳の水野さんで92歳の滑川さんと84歳の渡辺さんと対戦しました。しかし全日本ベテラン大会で元シングルス・ダブルスチャンピオンの滑川さんのプレーは健在で、東北大学の鉄人である厚母をもってしてもゲームを奪うことができませんでした。No.2の飯野・本田組は全日本JOP(80歳以上)でシングルスランク2位の芳賀さんに対し15ハンディを背負いながら見事6-4で破ったのは大殊勲でした。No.3の岡本・中尾組は今回も大接戦でしたが惜しくも4-6で敗れました。No.4の高橋・滝口組は寺本さん(女性)のコントロール及びフットワークに主導権を奪われ、チャンスに下川さんが決めるパターンに飲み込まれ0-6で完敗でした。ここで勝敗は決まりました。No.5の太田・松原組は攻撃的な後藤・飯田組に互角に応対していましたが、じりじりとリードされ1-5となりました。応援に駆け付けた小山さんの声援が届き、そこから猛反撃です。太田のプレーは「神がかり的ですね。」と言う小山さんの言葉通りで、決められたかと思うボールに反応し、相手の攻撃を何度も阻止しました。太田の頑張りに松原が応え、チャンスを逃しませんでした。ついに5-5となり、両軍のベンチは俄然燃え上がりました。ついに6-5で勝利した時はまるでチームが勝利したかのような感動でした。
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  •  高橋・村上                             岡本・中尾                         中尾・岡本
  • 第五ラウンド(京都大学戦)
  •  最終ラウンドなのでNo.1からNo.5まで一斉にコートに入りました。今年も最下位を覚悟しましたが、第四ラウンドの太田・松原組の勝利がチーム全体を盛り上げてくれました。No.1の村上・岩月組は試合巧者の小林・松尾組に食い下がりましたが3-6で敗れました。いつもの村上の調子なら勝利できたかもしれません。No.2の飯野・高橋組は守りは対等でしたが、決め技で一歩譲り2-6と敗れ、チームとしても0対2となり後がなくなりました。No.3の岡本・中尾組が好調で6-2と勝利、No.5の太田・松原組も名大戦の勢いを持続し有岡・梅沢組を6-2で下しました、No.4の本田・滝口組は西垣・丸川組と接戦を展開していました。「2対2でこの試合にかかっているよ。」の声援がありましたが、滝口はNo.2の試合も勝ったと思い込んでいた(スコアボードの色が逆だった)ので混乱してしまいました。4-3でリードしていましたが、滝口はサービスゲームを落し4-4になってしまいました。続く西垣さんがサービスをキープし4-5と逆転されました。次の本田のサービスゲームでも一旦はマッチポイントを握られましたが何とか踏みこたえ5-5になりました。最後、丸川さんのサービスゲームを破り東北大学が3対2で勝利しました。これでようやく最下位を脱出することができました。
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  • 高橋・飯野                           飯野・本田&水野・厚母                          戦績発表  
  • 懇親会
  •  今回は東京大学が優勝し、久しぶりに猪熊節を聞くことができました。1時間程度の懇親会で七大OB・OGが旧交を温めあいました。来年は東北大学が幹事校になる予定です。若手OB・OGの応援がないと運営が難しいので今から頭が痛いです。
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  • 高橋・松原・滝口・宮上・小山・今野                   小山・岡本・飯野                    記念撮影      
  • 反省会:『一心』
  •  いつもの『一心』で二次会(反省会)を行いました。岩月さんと中尾さんは二次会は欠席でまっすぐ仙台に戻られました。6位は自慢できる成績ではありませんが、後半に盛り上がりがあったため、暗くならず穏やかな反省会でした。お互いに良かった点、悪かった点を話し合うことができました。何もかもお酒が洗い流してくれたのでしょう。
  • 後列:太田・滝口・村上・飯野
  • 前列:松原・高橋・小山
  • 対戦成績
  • 東北大学 1-4 九州大学 東北大学 1-4 大阪大学
    順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計 順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計
    1 村上・高橋 154 2-6 井上・林 159 1 水野・村上 162 3-6 山本・中山 164
    2 飯野・岩月 153 2-6 藤川・田中 157 2 飯野・高橋 152 2-6 重光・都筑 153
    3 岡本・中尾 151 5-6 伊藤・滝口 153 3 岡本・中尾 151 6-4 柴原・冷水 151
    4 本田・滝口 147 5-6 荻田・金森 147 4 本田・滝口 147 1-6 井上・宮西 149
    5 太田・松原 144 6-3 高田・中川 147 5 太田・松原 144 1-6 石浦・辻 149
    • 東北大学 2-3 名古屋大学 東北大学 3-2 京都大学
      順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計 順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計
      1 厚母・水野 155 0-6 滑川・渡辺 176 1 村上・岩月 155 3-6 小林・松尾 165
      2 飯野・本田 152 6-4 芳賀・佐藤 163 2 飯野・高橋 152 2-6 櫻井・高郷 164
      3 岡本・中尾 151 4-6 柴田・山下 155 3 岡本・中尾 151 6-2 安達・有馬 158
      4 高橋・滝口 147 0-6 下川・寺本 148 4 本田・滝口 147 6-5 西垣・丸川 149
      5 太田・松原 144 6-5 後藤・飯田 146 5 太田・松原 144 6-2 有岡・梅沢 145
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  • 順位:優勝東京大学、2位九州大学、3位名古屋大学、4位:大阪大学、5位北海道大学、6位東北大学、7位京都大学
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