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  • 2015年04月11日(土) 七大学OB・OG戦レギュラー大会(57歳以上):大磯プリンスホテル
  •  第21回七大学OB・OG戦レギュラー大会は昨年に続き大磯プリンスホテルで開催されました。今回は東北大学が幹事校でした。今年の4月は天候不順で雨の日が多く幹事泣かせです。前日の練習会も雨が降り出し4時頃には中断となりました。一旦上がった雨は夜半に再び降りだしました。朝方になっても小雨が降り続きテニスコートは雨水がたまり排水作業が終わらなければ試合ができない状態でした。8時に各大学の幹事さんに集まりいただき対応策を協議しました。雨は小雨なので各大学の応援をいただいてコートの水をスポンジで吸い上げてコートの外に捨てるいわゆる『雑巾がけ』をして試合を開始する予定でした。ところが、折角テニスができる状態までコートの雨水を掃き出したところで再び雨が強くなりました。天気予報では午後には雨が上がることになっているので、10時まで様子を見ることにしました。10時になっても小雨は降っていましたが、思い切って再び『雑巾がけ』をお願いし試合を決行することにしました。11時には試合ができる状態になりました。時間の関係で4ゲーム先取でセミアドバンテージで行うことになりました。全参加者は101名、その内で東北大学の参加者は13名(片寄、岡本、阿部、滝口、太田、小山、二瓶、松原、和泉、土生、石川克、西谷、安藤)でした。事務局は3名(滝口、渡辺辰、鈴木達)が受け持ちました。
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  • 雑巾がけ風景                                           小山会長挨拶
  • 第1ラウンド(北海道大学戦)
  •  開始早々は強い山風が吹き、番狂わせが起きても不思議はない状況でした。No.1は歴代の主将の中でも強豪として知られる阿部さんと小山さん、No.2 は全日本ベテランの片寄さんと昨年度65歳の部チャンピオンの和泉さんとポイントゲッターが並んだ。どちらも4-0、4-0で勝ち、あっという間に2ポイントが上がりました。残り3試合で1ポイントを上げれば東北大の勝利となり勝利は目前でした。しかし、スポーツの試合ではドラマが付き物です。No.3は北大が誇る松原雄二プロと安達さんのペアでした。東北大では信頼のおける二瓶さんと土生さんのペアも、松原プロの強烈なストロークに押され1-4で敗れました。残り2試合に勝負がかかりました。No.4は松原・西谷組でここで勝負がつくと思いましたが、伏兵の宮崎・大浦組に敗れ2-2になり勝負はNo.5に持ち越されました。No.5は石川克・安藤組にとって荷が重い試合になりました。相手の川西・高邑組も緊張があり試合は3-3までもつれ込みました。残念ながら3-4で敗れ惜しくも2対3で北大が勝ちを収めました。これが優勝を左右するとはつゆ知りませんでした。
  • 第2ラウンド(東京大学戦)
  •  初戦敗退で気落ちせず勝利を引き寄せた試合でした。No.1の岡本・太田組は連敗の不安を吹き飛ばす素晴らしい勝利を運んでくれました。事務局で試合結果を入力し試合を見ることができなかった私に、岡本さんが「東京大学に勝ったよ。」と知らせてくれました。その殊勲者が岡本さんと知らず「上出来ですね。」と返事をしてしまいました。去年から負け知らずの片寄・和泉組が近藤・神森組を4-2で下しました。続く小山・松原組も神永・大谷組を4-0で一蹴し東北大の勝ちを確定させまさいた。No.4の土生・西谷組は岡橋・瀬戸組と接戦になりましたが残念ながら3-4で敗れました。No.5の石川・安藤組はJOPランキング2位の神澤選手と対戦しましたが力の差はいかんともしがたく0-4で敗れました。有名選手と対戦できたことはこれからの財産になることでしょう。この試合は岡本・太田組の勝利が大きかったです。
  • 第3ラウンド(名古屋大学戦)
  •  この試合はラッキーなことにNo.1からNo.3まですべてハンディ(Fifteen)を貰い。阿部・小山4-0、片寄・和泉4-1、二瓶・松原4-0とあっという間に3勝を上げ勝利が確定した。残り2試合が接戦の末落としているので貴重なハンディでした。とは言え、オーダーは小山さんのもくろみ通りでしたからハンディがなくても勝算は十分あったかと思います。No.4の土生・西谷組は東大戦に続き3-4と惜しい試合を落としてしまいました。No.5の石川・安藤組も善戦しましたが2-4で敗れました。
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  • 試合風景
  • 第4ラウンド(大阪大学戦)
  •  名古屋大学を下したことで優勝の可能性が残りました。小山さんの判断で試合の様子をみながらペアを固定して行く作戦が実り、大阪大学戦は4-1で勝利しました。No.1の阿部・小山、No.2の片寄・和泉、No.3の二瓶・松原、No.4の土生・西谷はコンビネーションに乱れがなく、それぞれ4-2、4-2、4-2、4-0と難敵を見事破りました。No,5の石川克・安藤組は来年以降をにらんでの配慮で、4試合すべてに出場しました。残念ながら勝ち星を上げることはできませんでしたが来年以降の課題が見つかったことと思います。このラウンドで北海道大学が4勝目を上げ、完全優勝が確定しました。
  • 第5ラウンド(休み)
  •  東北大学の順位は名古屋大学が大阪大学を4-1で破れば3位に、3-2であれば準優勝です。結果は名古屋大学は3-2で大阪大学を破りましたが、ゲーム得失差で東北大学が準優勝と言う結果になりました。天気は午後になって安定し無事大会を終えることができ幹事校として参加者の皆さんのご協力に感謝すると同時に安堵感が湧き上りました。優勝を逃しましたが嘗て3弱と言われていた頃を思うとシニア大会優勝、レギュラー大会は準優勝は感慨深いものがあります。
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  • 試合風景と事務局
  • 懇親会
  •  例年通り『パテオ』という広間で行われました。今回は東北大学が幹事校なので私たちの判断で早目にビールを出し、盛り上がる直前の16時20分から開始しました。始めに太田レフリーから成績発表をしてもらいました。朝の雨でレフリーとしての出番がなかった太田さんにようやく出番がやってきました。小山会長から優勝校の北海道大学に優勝杯が手渡されました。楡庭会の安川会長が優勝チームを代表して喜びのスピーチがありました。続いて萩庭会の小山会長から本大会参加者及び協力者への謝辞が述べられました。乾杯の音頭は準最高齢の水野さん(九州大学)にお願いしました。会場全体の気配りは渡辺辰さんと鈴木達さんが行ってくれました。歓談の時間が楽しく予定していたシナリオに移すのが難しかったです。初参加の方のスピーチ、次回幹事校の挨拶(大阪大学:堀井さん)をお願いしました。送迎バスの時間とともに次第に人数が減っていくのは改善の余地がありそうでした。最後は石川克志さんの中締めで終了となりました。滝口記
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  •     成績発表(太田さん)                             乾杯(水野さん:九大)                              初参加者挨拶(岡本さん)
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  • 次期幹事校(大阪大学:堀井さん)                      中締め(東北大学:石川克志さん)
  • ※写真提供:高井さま(名大)、滝口
  • 二次会
  •  二宮の『魚才』で行われたはずですが滝口は欠席でしたので後日参加者の話をまとめて掲載致します。
  • 東北大学 2-3 北海道大学 東北大学 3-2 東京大学
    順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計 順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計
    1 阿部・小山 143 4-0 武内・岡 143 1 岡本・太田 146 4-2 吉川・篠崎 144
    2 片寄・和泉 143 4-0 安川・近藤 138 2 片寄・和泉 143 4-2 近藤・神森 143
    3 二瓶・土生 136 1-4 安達・松原 130 3 小山・松原 141 4-0 神永・大谷 130
    4 松原・西谷 132 2-4 宮崎・大浦 126 4 土生・西谷 126 3-4 岡橋・瀬戸 126
    5 石川・安藤 124 3-4 川西・高邑 125 5 石川・安藤 124 0-4 神澤・岡部 120
  • 東北大学 3-2 名古屋大学 東北大学 4-1 大阪大学
    順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計 順位 選手名 年齢計 スコア 選手名 年齢計
    1 阿部・小山 143 4-0 高井・伊藤 133 1 阿部・小山 143 4-2 堀井・樋口 140
    2 片寄・和泉 143 4-1 船橋・尾頭 133 2 片寄・和泉 143 4-2 松岡・山口 133
    3 二瓶・松原 142 4-0 伊藤・松本 130 3 二瓶・松原 142 4-2 堀川・淵田 131
    4 土生・西谷 126 3-4 北川・堀内 124 4 土生・西谷 126 4-0 金谷・大杉 129
    5 石川・安藤 124 2-4 加藤・高杉 121 5 石川・安藤 124 1-4 長澤・黒田 121
  • 順位 優勝:北海道大学 準優勝:東北大学 3位:名古屋大学 4位:京都大学 5位:東京大学 6位:九州大学 7位:大阪大学
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