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  • 2013年04月13日(土) 七大学OB戦レギュラー大会(57歳以上)大磯プリンスホテル
  •  一昨年の東日本大震災による中止、昨年の雨天中止と2年連続で開催できませんでした。今年は天気に恵まれ3年ぶりの大会となりました。57歳の出場権を得ながら出場の機会がなかった人にとって待ちに待った開催でした。東北大学も西谷さんがその一人で59歳での初参加でした。戸田さんはラッキーで57歳の初参加です。参加メンバーは12名でした。前日の練習会からの参加は8名(片寄、阿部、滝口、太田、松原、小山、石川、熊野)、当日朝からの参加は4名(和泉、土生、西谷、戸田)です。前日は午後2時から5時までが練習会でした。石川監督が明日の本戦に備えてペアを変えながらのゲームを行います。6時半から大磯駅近くの「それいあーど」で夕食を摂りながら作戦会議(前夜祭?)を行いました。
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  •    前夜祭(太田、片寄、阿部、松原)              開会式(手前から北大、東北大、東大、名大)
  •  試合当日は開会式の前に4名も到着し全メンバーが揃いました。担当幹事校は京都大学です。青空が広がり幹事の皆さんの顔は晴々としていました。3年振りの開催とあって、あちらこちらで挨拶が交わされていました。
  • 第1ラウンド(東北大学は休み)
  •  身体をほぐしながら敵情視察をしました。
  • 第2ラウンド(対大阪大学)
  •  No.1片寄・阿部組とNo.3和泉・土生組は東北大が誇る切り札ペアです。実力を如何なく発揮し圧勝しました。No.2滝口・松原ペアは滑り出しに固さがありリードされましたが、途中からリズムを掴み6-4で逆転勝ちを収めました。これで東北大の勝利は確定です。No.4小山・西谷組はNo.1、No.3ペアと合わせ東北大学の3本柱と目されています。しかし、初出場の西谷さんが珍しく緊張し、最初のサービスゲームを落としてしまいました。これが最後まで尾をひいたようです。No.5石川・熊野組は終始リードを許し、敗戦を覚悟しましたがじりじり追い上げついに5-5に追いつきました。ラストゲームはジュースの繰り返しになりました。両軍の応援が一喜一憂する中、見事勝利を収めたのです。これで大阪大学には4対1で勝利しました。
  • 第3ラウンド(対九州大学)
  •  No.1太田・滝口組はペースを掴めぬまま敗れました。No.2阿部・小山組が九州大学戦のハイライトになりました。小山さんが師と仰ぐ瀧口さんペアを東北大学として始めて破ったのです。阿部さんのしっかりしたストロークと小山さんのネットプレーがうまくかみ合った試合でした。No.3片寄・和泉組はパワー溢れるプレーで相手を圧倒しました。No.4の土生・西谷組は隙のないプレーで安心して見ていられる試合でした・これで九州大学にも勝利しました。No.5石川・戸田組は戸田さんの初陣でした。往年のきらめきが随所にありましたが、本格復帰にはもう少し時間が必要のようです。
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  • 熊野・石川組                    阿部・小山組                     石川・戸田組
  • 第4ラウンド(対東京大学)
  •  各大学の勝負は拮抗しており、この時点では大阪大学に4-1で勝利した東北大学が一歩リードしている状態でした。No.1阿部・滝口組は滝口の消極的プレーと阿部さんの九大戦での疲れがあり、本来の力を発揮できませんでした。No.2小山・和泉組は和泉さんの強烈なフォアハンドストロークと小山さんのネットプレーがうまくかみ合いました。No.3松原・西谷組も松原さんのしっかりしたストロークと西谷さんのオールラウンドプレーで相手を圧倒しました。No.4石川・土生組の敗戦は予想外でした。とは言っても相手は往年の名選手の石木選手で、前回大会よりかなり復活していました。逆にNo.5の熊野・戸田組は望外の善戦でした。往年の名選手で現在もその力を如何なく発揮している神澤選手ペアに食い下がり2-5からあわや5-5になるポイントまで迫りました。残念ながらトータル2対3で東京大学に敗れました。
  • 第5ラウンド(対京都大学)
  •  この時点では北海道大学が3勝0敗で一歩リードしていました。2勝1敗の東北大学にも他力本願ながら優勝の可能性は残っていました。No.1の片寄・和泉組は今回もパワーで圧倒し、お二人とも今大会は全勝でした。No.2太田・滝口組とN0.3松原・小山が揃って5-6で敗れたのが惜しまれます。結果としてNo.5土生・西谷組が圧勝しましたから、優勝が目の前から消えさった2試合でもありました。
  • 後列:太田、松原、阿部、片寄、和泉、土生、戸田
  • 前列:小山、西谷、熊野、石川、滝口
  • 懇親会と慰労会
  •  懇親会は3年ぶりに試合ができたことで、参加者全員が和気藹藹の雰囲気に包まれました。その中で晴れがましい優勝カップを手にしたのは大接戦を制した名古屋大学でした。表彰式の後は昔馴染みとの再会や他校とのふれあいの場となりました。以前は最下位を争っていた北海道大学と東北大学が今回は2位と3位となり「東北・北海道は弱い」のイメージを払拭できました。
  •  懇親会の後は二宮駅に行き、いつもの『魚才』で慰労会を行いました。今回は反省会と言うよりお互いの健闘を称え合う会になりました。嬉しいことに会の途中で、北海道大学の高邑さん(参考「高やんの応援団」一生懸命・日記)が会場に駈けつけてくれました。高邑さんも西谷さん同様、3年間待たされた一人でした。(滝口記)
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  • 川西さん(北大) 高邑さん(北大) 西谷さん         金森さん(九大)  和泉さん               飛び入りの高邑さん      
  • 東北大学 4-1 大阪大学 東北大学 3-2 九州大学
    順位 選手名 年令計 スコア 選手名 年令計 順位 選手名 年令計 スコア 選手名 年令計
    1 片寄・阿部 144 6-1 井上・石浦 144 1 滝口・太田 139 2-6 荻田・中川 141
    2 滝口・松原 139 6-4 樋口・古江 137 2 阿部・小山 139 6-5 瀧口・吉川 138
    3 和泉・土生 129 6-2 松岡・堀井 132 3 片寄・和泉 139 6-2 金森・水上 136
    4 小山・西谷 127 2-6 堀川・淵田 127 4 土生・西谷 122 6-1 熊沢・木甲斐 120
    5 石川・熊野 123 6-5 背野・池山 127 5 石川・戸田 120 2-6 泥谷・三巻 118
  • 東北大学 2-3 東京大学 東北大学 2-3 京都大学
    順位 選手名 年令計 スコア 選手名 年令計 順位 選手名 年令計 スコア 選手名 年令計
    1 阿部・滝口 141 1-6 諏訪・栗林 138 1 片寄・和泉 139 6-2 河野・江口 131
    2 小山・和泉 134 6-3 神森・柴田 137 2 滝口・太田 139 5-6 川崎・杜多 131
    3 松原・西谷 128 6-3 吉川・岡橋 136 3 松原・小山 137 5-6 杉原・間宮 131
    4 土生・石川 126 2-6 石木・岡部 119 4 石川・熊野 123 1-6 上原・井上 125
    5 熊野・戸田 117 4-6 田中・神澤 118 5 土生・西谷 122 6-0 藤田・山田 121
  • 優勝:名古屋大学、準優勝:北海道大学、3位:東北大学、4位:東京大学、5位:京都大学、6位:九州大学、7位:大阪大学
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